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2018.03.14【江戸川区】平成29年度 介護サービス事業者集団指導参加報告
皆様こんにちは。
早いもので昨年11月に東京江戸川区に新規開設をしてから5ヶ月が終わろうとしております。
準備をしていた頃はまだ残暑が残っていて汗を流していたのですが、開設後は寒い季節となり雪を見ながら自転車を走らせ、今では春を感じられる陽気になってきたのがあっという間に感じております。
さて、そんな中昨日行われました「介護サービスでの虐待防止について」の集団指導に参加して参りましたのでご報告いたします。
1事業所につき1名の参加となっており、会場には400名を超える方がいらっしゃっておりました。
平成28年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」
に基づく対応状況等に関する調査結果
【虐待の種類】
身体的虐待:暴力的行為によって身体に傷やアザ、痛みを与える行為や外部との接触を意図的、
継続的に遮断する行為
心理的虐待:脅しや侮辱などの言葉や態度、無視、嫌がらせ等によって精神的に苦痛を与えること
性的虐待:本人が同意していない、性的な行為やその強要
経済的虐待:本人の合意なしに財産や金銭を使用し、本人が希望する金銭の使用を理由なく制限
すること
放棄/放任:必要な介護サービスの利用を妨げる、世話をしない等により、高齢者の生活環境や
身体的、精神的状態を悪化させること
これだけ多くの方々が問題定義をだしているにも関わらず毎年ニュースで痛ましい現実を知る事が辛く感じております。
相談件数や虐待件数が前年を上回っている現実、そこにはこれだけの整備をしてきていても届かない「闇」があるのだという事、そしてこれからの日本はより人の手を必要とされる方が増加する中で、地域で出来る事、一人一人が取り組める事、をより深く考え笑顔と安心が得られる江戸川区に皆様で作っていきたいと思っております。
最後に、会場から頂きました[おかえりリボン]についてご紹介させて頂きます。
江戸川区認知症行方不明者対策として、認知症の方が道に迷って保護された場合に連絡先を記入しておくことにより身元不明を防ぐ役割を果たします。
地域で「おかえりリボン」を付けた方が迷っているようでしたらお声掛けをお願いします。