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人事部コラム

7月12日は人間ドックの日!年に1度は体の総点検を

皆さんは、人間ドックを受診したことはありますか?会社の健康診断なら毎年受けているよ、という方も多いと思いますが、一体何が違うのでしょうか?
1954年(昭和29年)7月12日に日本で初めて人間ドックが行われたことから、日本人間ドック学会は7月12日を「人間ドックの日」と制定しました。今回は人間ドックについて詳しくご紹介したいと思います。

【目次】
・人間ドックって何するの?
・健康診断と何が違うの?
・人間ドックの歴史、名前の由来
・人間ドックってどのくらい費用がかかるの?
・人間ドックで見つかりやすい病気と見つかりにくい病気
・様々な人間ドックのご紹介

 

人間ドックって何するの?

そもそも人間ドックとはどのようなものなのでしょうか。ウィキペディアによると
「人間ドック(にんげんドック)は、予防医学の観点から、自覚症状の有無に関係なく定期的に病院・診療所に赴き、身体各部位の精密検査を受けて、普段気がつきにくい疾患や臓器の異常や健康度などをチェックする健康診断の一種」となります。

健康診断と何が違うの?

では、健康診断とは何が違うのでしょうか。
健康診断は職場や自治体が行うもので、労働安全衛生法により年に1回の受診が義務づけられています。主に「一般健康診断(一般健診、定期健診)」と呼ばれているものです。検査内容は「身体計測」「血液検査」「胸部X線」「尿検査」など基本的なものが中心で、費用は無料か低額です。検査項目が少ないため1時間程度で終了します。20代~30代の方は、この「一般健康診断(一般健診、定期健診)」を毎年受診している方がほとんどではないでしょうか。

 

それに対して人間ドックは、受診者が任意で受けるものです。
人間ドックも健康診断の一部と言えますが、大きな違いは「検査項目の多さ」です。健康診断の検査項目は10~15項目ですが、人間ドックの検査項目は50~100項目となり、更に希望する場合は細分化された検査をオプションで追加することも可能です。そのため一般健診では見つかりにくい危険因子を発見することを得意としています。
また、人間ドックでは医師との面談の時間が確保されていることも多く、その場で健康相談や今後のアドバイスを受けることも可能です。
なお個人の意思で検査項目を選んで行うものなので、基本的に全額自己負担となります。(加入している保険や住んでいる地域によっては補助金が出る場合もあります)

人間ドックの歴史、名前の由来

人間ドックの歴史

日本で本格的に「病人ではなく健康に関心のある人」を対象とした検診の仕組みが始まったのは、1954年(昭和29年)春に国立東京第一病院(現在の国立国際医療研究センター病院)が始めた、6日間の入院による全診療科的内容を網羅した「短期入院総合精密身体検査」と言われています。
現在の形式に近い検査は、1958年に聖路加国際病院で考案され急速に全国に広まっていきました。その後、1泊2日の形式を参考に、より簡便な1日と2日の外来形式や、充実を図った2泊3日の仕組みが考案されました。(ウィキペディアより引用)

人間ドックの名前の由来

人間ドックの「ドック」は船を修理したり検査したりするための施設に由来します。
船が修理や点検のためにドックに入るように、人間も健康を保てるよう定期的にドックに入りチェックを行う必要があるとの考えから、誕生した言葉と言われています。
(英語では「dock」と表記するため、「人間ドッグ」は誤りです)

人間ドックってどのくらい費用がかかるの?

人間ドックの費用相場は基本的な1日コースで3万~6万円前後、1泊2日コースで10万円以上の所が多いです。(病院や地域によっても異なります)
人間ドックは保険対象外のため全額自己負担となりますが、お住まいの市町村や加入している健康保険協会によっては補助金や助成金が受けられる場合があります。
ご自身がお住まいの自治体や加入している健康保険組合の案内を確認してみてください。
また、生命保険や損害保険など、民間の保険会社で割引サービスを行っている場合もあります。

人間ドックで見つかりやすい病気

健康診断でも様々な病気が見つかることがありますが、特に検査項目の多い人間ドックでは健康診断では見つかりにくい食道がん、腎がん、甲状腺がん、膀胱がん、前立腺がん、膵臓がん、痛風などを。
膵臓がんは、最も「見つかりにくく、治りにくい」がんとして知られていますが、人間ドックの基本検査に入っている超音波検査では、膵臓がんがかなりの高確率で見つかると言われています。膵臓がんは症状が現れるときには治療が難しい段階になっていることが多いため、早期発見・治療するためには、自主的に人間ドックを受診することが、現在では一番現実的な対策です。
健診でも見つかる胃がんは人間ドックでは7割が早期に見つかっており、定期的に人間ドックを受けている人ほど早期発見の確率が高くなっています。
また、同じく人間ドックの基本検査であるPSAという血液検査では前立腺がんの発見も可能です。
がんは予測せず進行していく恐ろしい病気であり、医学の進歩が進んだ現在でも早期発見の重要性は常に叫ばれています。ぜひ一般健診で満足せず、定期的に人間ドックを受けて早期発見のチャンスをしっかりつかんでおきましょう。

様々な人間ドックのご紹介

最近では美味しいランチ付きのプランや高級ホテルに宿泊しながら検査できるプランなどが増えてきています。ご褒美があると長い時間の検査や食事制限も頑張れそうですね。
大変な検査も楽しいイベントにできるような、おすすめの人間ドックをご紹介します。

ホテルオークラ東京のディナー付き人間ドック(日帰り)※詳細はこちら

JR大森駅近くのKクリニック山王では、ホテルオークラ東京のディナーが付いた人間ドックがあります。午後からの検査となり、約2時間半で終了します。
人間ドック終了後、ホテルオークラ東京までの送迎があり、ディナーは和食・欧風料理・中国料理の3つのレストランの中から選ぶことができます。

帝国ホテルの人間ドック(日帰り/宿泊)※詳細はこちら

 

帝国ホテルタワーにある内幸町診療所では、帝国ホテルに宿泊する1泊2日の人間ドックを行っています。宿泊の場合はホテル内のレストランでの夕食と翌日の喫茶券が付いています。
日帰りの人間ドックも行っており、その場合はホテル内のレストランでの喫茶券が付いています。
検査内容はこちら

鬼怒川温泉の人間ドック(日帰り/宿泊)※詳細はこちら

 

獨協医科大学病院日光医療センターでは提携している鬼怒川温泉のホテルに宿泊することができます。複数のホテルと提携しており、施設や時期により料金も異なりますがどの施設も夕食・朝食の付いたプランとなります。また、日帰りのプランでもオプションとしてホテルランチと温泉入浴を付けることも可能です。旅行を兼ねて年に1度の楽しみとしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

健康な状態で検査を受けることで病気を未然に防いだり、疾患リスクとなる要因を早めに見つけたりすることで早期の対処が可能です。「人生100年時代」と言われていますが、健康寿命を延ばすことが大切です。元気に長生きするために、定期的な人間ドックの受診をおすすめします。